スマホ(タブレット)を活用したファッション・アパレル展示会の運営環境の刷新
日鉄住金物産の繊維事業本部のビジネスモデルは・・・・
繊維事業本部の主要業務は衣料品OEM生産の受託であります。アパレル企業等からの受注に
基づき、世界各国の素材を手配し、自社工場を含めた主にアジア各国の縫製工場で衣料品を生産し、
得意先に販売しております。
とはいえ、ただ待っていても受注はいただけません
ので、素材や生産工場を積極的に提案し、検討し
てもらい、受注をいただきます。
また、昨今はデザインも当社で行い、商品その
ものを選んでいただくODM生産も増えています。
【展示会】
提案は事業本部の非常に重要な業務の一つであります。
そのため、様々な営業部がそれぞれの取扱製品や素材を紹介する展示会を実施しております。
メンズ、レディス、布帛、カットソー、セーター、etc...あらゆる衣料品の展示会を開催します。
世界中から素材を収集し、様々な国にある
我々の生産背景で作製したサンプルを展示
します。
お客様に来場いただき、今後のトレンドや
それに対応した製品や素材、当社が開発
した素材などを展示し、提案しています。
【展示会の作業とその課題】
ただ、この展示会を運営していく上で長年の課題となっていることがございました。
展示会場では、来場いただいたお客様より、「この素材を編地で欲しい」「このサンプルの写真が欲し
い」「このサンプルは展示会後で貸して欲しい、社内の検討会で見せたい」などの要望をいただきます。
営業担当者は、これを下げ札に印字された「素材No.」「製品No.」を手書きでメモする
ことで対応していました。
しかしながら、複数のお客様を一人の担当でお相手することもままあり、メモ
が追いつかないこともよくありました。
また人がする作業なので、メモに書いた数字が間違うこともありました。その
場合、お客様より要望したものと違う、と叱責を受けるのですが、展示会が
終わると正しい番号がどれだったのか、数百点の素材・製品から見つけ出す
ことはほぼ不可能でありました。
展示会が終わると、お客様の要望を書いたメモをパソコンに入力し、注文表を作成いたします。これに
基づき、素材編地や製品写真をリストにして、お客様にお渡しします。これはお客様からもわかりやす
いと評判なのですが、入力をするのが手間でした。日常業務の合間に入力するのですが、一人の
担当が何件もお客様の注文書を作るので、全部を入力して完了させるのが非常に時間がかかっており
ました。そのため、お客様から、展示会でお願いしたものはいつ見れるのかという催促を受けることも
よくありました。
【iPhone読取りシステム導入】
このような状況の中、SBIXは「QRコードをiPhoneで読取り、そのデータをパソコンに転送する
システムの提案」を行いました。
提案は事業本部が困っていたことを解決してくれるものでした。